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特集「ニュー・ペーパー・スカルプチュア」

インタヴュー by メリーリィ・ケリー

雑誌Art on Paper 2005年3,4月号

時間は私の作品にとって重要な要素です。なぜなら、私はより多くの紙を彫刻に足していく、というとても時間の掛かる作業をしており、その作品は、最終的には、制作に掛かった時間を具体化することになるからです。プロセスは完成作と同様に重要であり、毎日シンプルな制作行為をすることは、私の仏教への関心から - それを示すことが私の目的ではありませんが - 実践行為として重要です。

私はドローイングとエッチングから開始し、そして結局、紙を重ねていき、3次元の作品を制作する様になりました。ユポという、日本製の半透明な合成紙を使い始めたのですが、それは有機的な質感を持ち、肌のようでもあります。これらの彫刻において、その紙には、崇高な美さえ感じます。

かつて飛行機に乗っていた時、美しい雲海を目の当たりにし、その自然界に溶けていきたいと思わされました。私がカットした紙による地形において、人間の日常生活が自然と一体化し、すべての境界は溶け合っていくのです。

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